~2025年12月 撮影 佐賀県有田町~
珍百景「参道前を電車が走り抜ける」神社
焼き物の町として知られる佐賀県有田町。
ここに、全国的にも珍しい「境内前を電車が走り抜ける」神社があります。
2025年12月15日、晩秋の空気が漂う陶山神社(とうざんじんじゃ)。
名物の有田焼鳥居はもちろん、色鮮やかな提灯と紅葉、そして迫力満点の電車の通過シーンなど、この場所ならではの独特な風景に出会うことができました。
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参道を彩る提灯とイチョウの絨毯
境内に足を踏み入れると、石造りの鳥居の先にはカラフルな提灯が飾られていました。
足元には散り敷かれたイチョウが黄金色の絨毯を作り、静かな参道を華やかに彩っています。

晩秋の社務所と輝くイチョウ
社務所の軒先を飾るイチョウの葉。冬の光を受けて透き通るような黄色が印象的でした。
屋根に積もった落ち葉もまた、過ぎゆく季節の風情を感じさせてくれます。

鳥居ごしに走る赤い列車
これぞ陶山神社のハイライト。
神聖な鳥居のすぐ向こう側を、鮮やかな赤い車体の電車が轟音と共に駆け抜けていきます。
提灯の飾りと相まって、非日常的なコントラストを楽しめました。

石灯籠と深紅の紅葉
境内の奥、山側へ目を向けると、苔むした風情ある石灯籠と、燃えるような赤色の紅葉の共演が見られました。
有田の山々を背景に、静寂な時が流れています。

有田焼の磁器製鳥居と灯籠
陶山神社のシンボル、白磁に呉須の青が美しい「磁器製鳥居」。
至る所に置かれた磁器製の灯籠や狛犬とともに、焼き物の町・有田ならではの信仰の形を伝えています。

有田焼の伝統美と、鉄道が交差するダイナミックな光景、そして四季折々の自然が融合した陶山神社。
今回は12月中旬の訪問でしたが、名残の紅葉と提灯の彩りが美しく、写真撮影には絶好のロケーションでした。
焼き物めぐりの合間に、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
